車社会の入り口に立つ生徒に、命の大切さを伝える教育と交通安全を啓発することを目的として、7月22日に沼津工業高校において高校生出前講座を開催しました。参加者の生徒と教職員40名に対し交通安全についての講義を行いました。 静岡県は全国でも自転車事故が特に多く人身事故件数も死者数も全国ワーストの上位に位置します。中でも高校生の通学中の事故が多く加害者となって高額の損害賠償が必要になるケースが増えていると警鐘を鳴らしました。動画を交え安全の確認や事故の起きる状況を詳しく説明しました。また、原則車道を左側通行、歩行者優先、交差点での一時停止など自転車を安全に利用するための5則について解説しました。さらに同校では既に運転免許証を持つ生徒も多いことから車同士の事故や加害者となった時の責任や事故にあってしまった場合の対処法についても解りやすく解説しました。職員、生徒からの評判も大変よく次年度以降の開催も依頼されました。出前講座の講師を要請するため東海ブロック協議会(愛知、静岡、三重、岐阜県)では11月1日、2日に一泊二日で東海ブロック出前講座研修を予定しています。各県4名ほどの参加を予定しています。